【会員】【初心者向け】GPT-4 Omniでスクリーンショットから簡単にダミーデータを生成する方法
GPT-4 Omniを使ったスクショからのダミーデータ生成方法
概要
今回は、最新モデルのGPT-4 Omniを利用して、スクリーンショットからダミーデータを生成する方法を紹介します。Excelの関数やVBA、Pythonの学習に便利なダミーデータを生成する手順を具体的に解説します。この方法を使えば、短時間で高品質なダミーデータを用意することができます。
ダミーデータ生成の手順
まず、ダミーデータを生成したいExcelファイルを用意します。ダミーデータは、Excelの学習やテストに役立ちます。ここでは、ヒショットプロンプティという手法を使います。ヒショットプロンプティとは、出力形式や具体的な例を提示することで、望む回答をより精度高く取得するためのプロンプト手法のことです。
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Excelシートの準備
まず、生成したいダミーデータのExcelシートを開きます。このシートには、住所データを追加していきます。ダミーデータがどのような形式で必要なのかを決め、出力例を作成します。
- 住所データの例
- 都道府県
- 市区町村
- 丁目
- 番地
- ビル名
- 住所データの例
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スクリーンショットのアップロード
スクリーンショットを撮る前に、入力したいデータの形式をExcelシートに整えます。その後、変更前の状態と変更後の状態のスクリーンショットを撮ります。
- 変更前のスクリーンショット
- 空のExcelシートや既存のデータが入力された状態
- 変更後のスクリーンショット
- ダミーデータが入力された状態を示す例
撮影したスクリーンショットをチャットGPTにアップロードし、プロンプトとして使用します。GPT-4 Omniは、画面左上のプルダウンメニューから選択できます。
- 変更前のスクリーンショット
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ダミーデータの生成
アップロードしたスクリーンショットを元に、GPT-4 Omniが1万行のダミーデータを生成します。出力されたデータを確認し、Excelファイルに貼り付けます。
- プロンプト例
diff
こちらのExcelシートに、1万行の住所データを生成してください。
- 都道府県
- 市区町村
- 丁目
- 番地
- ビル名
- 生成されたデータ
python
東京都,新宿区,西新宿1丁目,2-3-4,新宿ビル
大阪府,大阪市北区,梅田2丁目,5-6-7,梅田タワー
- プロンプト例
- VBAコードの実行
生成されたデータに対して、前回使用したVBAコードを実行します。具体的なVBAコードの入力方法や実行方法についても詳しく解説します。
VBAコードの入力方法
- VBEの起動方法
Excelのツールバーのメニューから開発タブを選び、ビジュアルベーシックをクリックします。開発タブが表示されていない場合は、リボンのユーザー設定で開発にチェックを入れてください。また、ショートカットキー「Alt + F11」でも直接VBEを起動できます。
- 開発タブの表示方法
- リボンの上で右クリック
- 「リボンのユーザー設定」を選択
- 「開発」にチェックを入れてOKボタンをクリック
- 開発タブの表示方法
- コードの貼り付け
VBE画面の左側にあるプロジェクトウィンドウで、現在開いているExcelファイルのVBAプロジェクトを右クリックし、挿入から標準モジュールを選択します。キーボードショートカット「Alt + I + M」でも挿入可能です。標準モジュールを削除する場合は、右クリックからモジュールの開放を選択し、削除できます。
- VBAコードの貼り付け方法
- 挿入から標準モジュールを選択
- 貼り付けたいコードをコピー
- モジュールに貼り付け
- VBAコードの貼り付け方法
- コードの実行方法
コードを貼り付けたら、エディターの上部にある実行ボタンをクリックするか、F5キーを押して実行します。
- 実行ボタンの使用方法
- 貼り付けたコードを選択
- エディター上部の実行ボタンをクリック
- または、F5キーを押して実行
- 実行ボタンの使用方法
実行結果の確認と修正
実行後、一部のデータ分割がうまくいかない場合は、正規表現のパターンを修正します。例えば、町村の文字数に問題がある場合、パターンを調整して再度F5キーで実行します。
- 例: 正規表現の修正
vba
Dim regEx As Object
Set regEx = CreateObject("VBScript.RegExp")
regEx.Pattern = "([0-9]+丁目)"
まとめ
今回は、GPT-4 Omniを活用して、スクリーンショットからダミーデータを生成する方法を紹介しました。この手法を活用することで、ExcelやVBA、Pythonの学習がより効率的に進められるでしょう。具体的な手順としては、まず生成したいデータの形式を決め、それに基づいてスクリーンショットを撮影し、GPT-4 Omniにアップロードします。その後、生成されたデータをExcelに貼り付け、必要に応じてVBAコードを実行してデータを整形します。この方法を使えば、ダミーデータの作成が非常に簡単に行えるため、時間の節約になります。ぜひ、あなたの学習やプロジェクトで試してみてください。