【会員】【初心者向け】GPT-4 OmniでスクリーンショットからVBAコードを自動生成する方法
GPT-4 OmniでのスクリーンショットからVBAコード生成方法
2024年3月13日より提供が開始されたGPT-4 Omniを利用して、スクリーンショットからVBAコードを生成する方法を紹介します。GPT-4 Omniは、テキスト、音声、画像、映像をシームレスに扱い、自然なテンポでのリアルタイム音声会話が可能です。特に、視覚と音声の理解力が際立ち、多言語対応や複雑な対話要素の理解が向上しています。また、既存のモデルや競合モデルを上回る性能を持ちながら、無料ユーザーも利用可能です。これにより、さまざまな業務での活用が期待されています。
VBAコード生成の手順
まず、GPT-4 Omniを利用して、Excelファイルの列のピボット解除を行うVBAコードを作成します。以下の手順で進めます。
- GPT-4 Omniの選択
- 画面左上のプルダウンメニューからGPT-4 Omniを選択します。これにより、GPT-4 Omniの高度な機能を活用できます。
- スクリーンショットの撮影
- 変更前のデータの準備と撮影:
- Excelでピボット解除を行う前のデータを開きます。
- データが表示されている画面をスクリーンショットでキャプチャします。Windowsでは「Print Screen」キーを使い、Macでは「Shift + Command + 4」でスクリーンショットを撮影します。
- 変更後のデータの準備と撮影:
- 次に、ピボット解除を行った後のデータを表示します。このデータは、VBAで自動化した後の理想的な状態を示します。
- 変更後のデータ画面も同様にスクリーンショットを撮影します。
- 変更前のデータの準備と撮影:
- チャットGPTへのアップロード
- GPT-4 Omniのチャット画面を開きます。
- 「ファイルをアップロード」ボタンをクリックして、先ほど撮影した2枚のスクリーンショットをアップロードします。
- プロンプトの入力
- アップロードしたスクリーンショットをもとに、以下のようなプロンプトを入力します:
- 「このスクリーンショットをもとに、Excelで列のピボット解除を行うVBAコードを生成してください。最初のスクリーンショットは処理前のデータ、2枚目は処理後のデータを示しています。」
- アップロードしたスクリーンショットをもとに、以下のようなプロンプトを入力します:
- VBAコードの生成
- チャットGPTがプロンプトに基づいてVBAコードを生成します。
- 生成されたコードをコピーします。
- VBEへのコード貼り付けと実行
- Excelの「開発」タブを開き、「Visual Basic」をクリックしてVBE(Visual Basic for Applications Editor)を起動します。
- 新しいモジュールを挿入します。「挿入」メニューから「モジュール」を選択します。
- 生成されたVBAコードをVBEに貼り付けます。
- 必要に応じて、シート名やセル範囲などの細かい設定を調整します。
- 修正後のシートデータを一旦クリアして、F5キーを押してコードを実行します。これにより、列のピボット解除が完了します。
住所の各列の項目ごとの分割
次に、住所が表示されている各列の項目ごとに分割するVBAコードを作成します。この作業は、データの整理や分析に役立ちます。
- 変更前後のスクリーンショットの撮影
- 変更前のデータの準備と撮影:
- Excelで住所データが分割される前の状態を表示します。
- 画面をスクリーンショットでキャプチャします。
- 変更後のデータの準備と撮影:
- 分割後の理想的な住所データを表示します。
- 変更後のデータ画面をスクリーンショットで撮影します。
- 変更前のデータの準備と撮影:
- スクリーンショットのアップロード
- GPT-4 Omniのチャット画面を開きます。
- 「ファイルをアップロード」ボタンをクリックして、変更前後のスクリーンショットをアップロードします。
- プロンプトの入力
- アップロードしたスクリーンショットをもとに、以下のようなプロンプトを入力します:
- 「このスクリーンショットをもとに、Excelで住所を各列に分割するVBAコードを生成してください。最初のスクリーンショットは処理前のデータ、2枚目は処理後のデータを示しています。」
- アップロードしたスクリーンショットをもとに、以下のようなプロンプトを入力します:
- VBAコードの生成と実行
- チャットGPTが生成したVBAコードをコピーします。
- ExcelのVBEを開き、新しいモジュールを挿入します。
- 生成されたVBAコードをVBEに貼り付け、シート名やセル範囲を必要に応じて調整します。
- F5キーを押してコードを実行します。これにより、住所データの分割が完了します。
まとめ
今回、GPT-4 Omniを活用してスクリーンショットからVBAコードを生成する方法を詳しく解説しました。GPT-4 Omniの高度な画像認識能力と自然言語処理能力をフルに活用することで、効率的にVBAコードを生成し、Excelでの作業を自動化することが可能です。この方法を用いることで、手作業の手間を大幅に削減でき、業務効率が飛躍的に向上します。GPT-4 Omniを利用することで、今後ますます多くの業務でAIの力を活用することが期待されます。
特に、データの整理や分析を頻繁に行う方にとっては、GPT-4 Omniの機能を活用することで、これまで手間取っていた作業を迅速かつ正確に行うことができるようになります。また、チャットGPTが生成するコードは高品質であり、手動で書くよりもエラーが少なく、信頼性が高いというメリットもあります。ぜひ、GPT-4 Omniを活用して、業務の効率化を図りましょう。
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