【会員】【初心者向け】AI音楽生成アプリ『Udio』を試してみた!スノとの違いも解説
音楽生成AI「Udio」の魅力と使い方
音楽生成AIと言えば「スノ」が有名ですが、新たに「Udio」というサービスが登場しました。今回は、この「Udio」について、その特徴や使い方、そして「スノ」との比較について解説します。
Udioの特徴
「Udio」は、AIを活用してテキストプロンプトから音楽を生成するサービスです。例えば、「ジャズヒップホップ風の曲」などといったプロンプトを入力することで、AIがその指示に従って音楽を生成します。試しに「Udio」で作成された音楽を聴いてみると、そのクオリティの高さに驚かされます。さらに、日本語を含む7カ国語に対応しており、日本語での楽曲作成も可能です。
多言語対応と無料利用
「Udio」は現時点でベータ版のため、無料で利用できます。毎月最大1200曲を作成することが可能です。このサービスは、元GoogleのDeepMindのAI研究者やエンジニアが設立した会社が提供しています。また、著名なアーティストのwill.i.amがプロジェクトに参加していることも話題です。
Udioの使い方
まず、「udio.com」にアクセスし、GoogleやDiscord、Twitterのアカウントでログインします。ログイン後、右上の「クリエイトボタン」から曲の作成を開始します。英語表記ですが、簡単な英語が使われているので問題ありません。また、Google翻訳などを利用すると便利です。チュートリアルが用意されており、初めての方でも安心して利用できます。
楽曲の作成と拡張機能
「Udio」では、プロンプトにジャンルやムードを指定して楽曲を生成できます。例えば、「ジャズヒップホップ風の曲」と指定することで、そのジャンルの曲が生成されます。自動で歌詞が付与されますが、カスタム歌詞を入力することも可能です。また、プロンプトに含めるタグをAIがリコメンドしてくれるので、適切な指示を簡単に出せます。
作成した曲をリミックスしたり、エクステンド機能で曲を延長したりすることも可能です。この機能を使えば、33秒の曲をイントロやアウトロを追加してフルバージョンに仕上げることができます。例えば、ジャズヒップホップ風の男性ボーカルの曲を作成し、それをさらに拡張して1分以上の楽曲にすることができます。
生成した楽曲の活用方法
生成した楽曲は、パブリッシュ機能で公開したり、ダウンロードしたり、SNSでシェアすることができます。また、プレイリストに追加することも可能です。自分のプレイリストを作成して、作業用BGMとして利用するのもおすすめです。例えば、作業用のBGMをいくつか作成してプレイリストに追加し、集中力を高める音楽リストを作ることができます。
著作権について
「Udio」で作成した楽曲は、無料ユーザーでも商用利用が可能です。ただし、クレジット表記が必要です。他のユーザーが作成した楽曲は非商業的な目的でのみ使用可能です。例えば、自分で作成した曲をYouTube動画のBGMとして使うことができ、他のユーザーが作成した曲は個人的な楽しみのために使用できます。
スノとの比較
「スノ」も「Udio」も高品質な楽曲を生成できますが、若干の違いがあります。どちらも無料プランがあり、商用利用も可能ですが、「スノ」は有料プランのみ商用利用が許可されています。「Udio」は現在ベータ版のため、無料で多くの楽曲を作成できます。例えば、「スノ」では無料プランで月300曲まで作成できますが、「Udio」では月1200曲まで作成可能です。
また、長い曲の生成については、「Udio」の方がやや操作がしやすい印象です。エクステンド機能を使って曲を延長する際、「Udio」はより直感的に操作できます。例えば、33秒の曲を1分以上に延長する作業が簡単に行えます。