【会員】【初心者向け】プログラミング不要!AIチャットボットを簡単に作成できるCreateの使い方
AIチャットボット開発ツール「Create」の使い方を徹底解説
AIチャットボットの特徴と利点
AIチャットボット開発ツール「Create」は、プログラミング知識がなくても自然言語を使って簡単にチャットボットを作成できる優れたツールです。このツールを使うと、AIが自動でユーザーのメッセージに返答し、やり取りの流れを把握することで、より自然な会話が実現します。例えば、「こんにちは」と入力するとAIが自動で返答し、「私の名前はケトです。あなたの名前は?」と尋ねると、「私の名前はクレラです」と応答します。再度「私の名前は?」と聞くと、「あなたの名前はケトです」と答えるように、やり取りの流れも把握しています。
チャットボットの作成方法
「Create」を使ったチャットボットの作成方法は非常にシンプルです。プロンプトとして「チャットアプリを作成してください」と入力すると、メッセージ送信ボックス、送信時のマーク、ユーザーとチャットボットのメッセージの配置などを設定できます。ユーザーがメッセージを送信すると、チャットGPTが返答を生成し、そのやり取りがチャットアプリに保存され、会話の流れを理解する機能を実装します。これにより、簡単にチャットアプリが完成します。
具体的なプロンプトの例として、「チャットアプリを作成してください。メッセージ送信ボックスがあり、送信時のマークは紙飛行機のアイコンに設定してください。ユーザーのメッセージは左、チャットボットのメッセージは右に表示し、チャットボットのメッセージには円形のプロフィールアイコンを追加してください。さらに、ユーザーがメッセージを送信すると、チャットGPTが返答を生成し、そのやり取りはチャットアプリに保存され、会話の意図を理解する機能も追加してください。また、ユーザーがリロードボタンを押すと会話がリセットされるようにしてください。」と入力するだけで、基本的なチャットボットが完成します。
データベースの活用
チャットボットの会話を一連の流れとして保存するために、データベースを活用します。データベースを設計し、会話の内容を保存することで、会話の流れを把握し、より自然な対話を実現します。データベースの作成は、アドオン機能を使って簡単に行えます。
具体的には、右上のアドオンメニューから「Create a Database」を選択し、データベースを作成します。今回の例では「チャットアプリ」というデータベースを作成し、会話の内容を保存しました。こうすることで、チャットボットが過去のやり取りを参照し、より適切な応答を生成することができます。
デザインの調整と外部APIの利用
Createでは、デザインの調整も簡単に行えます。例えば、メッセージボックスとアイコンが被らないように幅を調整する指示を出すことで、修正が可能です。また、外部APIを利用することで、チャットボットの応答速度を向上させることもできます。内部で使用していたGPTを、外部のAPIに変更することで、応答の生成スピードが大幅に向上しました。
具体的には、以下のような指示を出しました。「メッセージの生成時に利用する外部APIは以下を利用してください」というプロンプトとともに、APIキーを指定しました。これにより、チャットボットの応答が迅速になり、ユーザーエクスペリエンスが向上しました。
ポートフォリオサイトの作成
次に、ポートフォリオサイトの作成について解説します。シンプルな指示で、ヘッダーに画像のスライダーやコンタクトフォームを追加したポートフォリオサイトを作成できます。各リンクは機能しており、ブログページなどにも飛べるようになっています。リンクの設定は非常に簡単で、URLを指定するだけで機能します。
具体的には、次のようなプロンプトを使用しました。「ポートフォリオサイトを作成します。UIは魅力的でおしゃれなデザインにし、グローバルメニューは以下の項目を含めます:アバウト、ワークス、コンタクト。ヘッダーの下に画像のスライダーを配置し、コンタクトフォームも設置してください。」この指示により、基本的なポートフォリオサイトが完成しました。
コンポーネントの利用
デザインを整えるために、Createではコンポーネントを利用します。例えば、ヘッダーメニューを統一するために、パーツごとにデザインを設定し、複数のページで同じメニューを使用できます。ブログページのメニューも統一し、デザインの一貫性を保つことができます。
具体的には、次のように行いました。ヘッダー部分をクリックし、「Convert to Component」を選択します。すると、ヘッダーメニューが独立したコンポーネントとして作成され、他のページでも同じメニューを使用できるようになります。このようにして、デザインの一貫性を保ちながら、効率的にサイトを構築できます。
最後に
Createは、ノーコードツールに似たAIを使ったWeb制作ツールです。自然言語で指示を出すだけで、Webサイトやチャットボットを簡単に作成できます。人間の手で微調整を加えることで、より魅力的なサイトが完成します。また、プロジェクトマネージャーやディレクターがクライアントと共有するためのツールとしても非常に有用です。今後、ノーコードツール全体がこのような自然言語での操作を取り入れていくことが期待されます。ぜひ、このCreateを試してみて、業務の効率化を図ってください。